首位打者(?)登板(天河)

五日ぶりの登場は、いつもの天河です。
身心ともにアレなことになったりしながらも、どっこい生きてる天河です。
我ながらしぶといなーとは思うんですけど、憎まれっ子ナントヤラってヤツでしょうか。
毎回言ってますが、僕ひとりじゃ乗り越えられませんでしたなぁ、今回も…(遠い目)。


トロイメライ>本編は、第14回の加筆修正に入りました。
こちらは来春からの掲載予ですが、
シーズン1の大山場に当たるエピソードとなります。
いわゆる合戦回。
一部の方は大変お待たせしました、
合戦回に天河がいよいよ登板いたします。


先だって鳥取砂丘にて撮影してきた素材も合戦シーンへバキッと盛り込んでいきますよ。
と言いますか、実際に砂丘を目の当たりにして
インスピレーションもたくさん降りてきたので、
それをフィードバックした合戦シーンの書き込みについては、
盛り込むどころか、メガ盛りになると思います。
てか、なります(断言)。


第1回でゲリラ戦を書きましたが、やはり本格的な合戦とは言い難く、
また激々極々が第6回を見事な夜戦シーンに仕上げたこともあり、
ある種のフラストレーションが溜まっていたところです。
そして、待ちに待った合戦回。
初稿の段階でもかなり気合いを入れていましたが、
加筆修正にあたっては、冒頭部分からいきなり大規模な戦いを
書き足すくらいのフルブースト。
近代戦術史の中で伝説化された、ある戦法の再現を試みようと、
筆を走らせながら参考資料と睨めっこです。


シーズン1クライマックスとブチ上げるだけあって、
第14回は戦闘の規模は非常に大きなもの。
様々な勢力が結集しての一大会戦ですが、
そこに生じる異文化同士の激突をも包括しておりますので、
今までに僕が書いてきた合戦とは、ちょっと毛色が違うものになるやも。
自分で言っちゃあなんですが、
色々な意味でトンデモバトルを作り込んでみました。
よっぽど頭の中がカワイソウでなければ、
こんなん書けねぇよな〜と自分にツッコミですよ。
自慢ではなく、むしろ自嘲、自虐の歌。


正直、加筆修正するだけでも相当な根気が要る文章量です。
初稿の段階で膨大なページ数になってます。
それでも、ここを乗り越えなければシーズン1完結を迎えることは出来ないわけで。
すさまじき合戦の果てに待ち受けるものを描き出す為にも、
第14回は一切手抜きをせず、そんなことを考えもせず、
120%のパワーを振り絞って描いていきます。


第14回は、二年かけて描いてきた人間関係が一旦集束し、
これまで以上に複雑に結びついていく重要なポイントでもあります。
そう言った意味でも、シーズン1の大山場となるでしょう。


じっくり時間をかけてキャラクターを育てられる長編ならではの大山場、
40人もの群像、その思惑が入り乱れる<トロイメライ>始まって以来の一大会戦を、
どうぞお楽しみに!
すげー頑張りますよ、僕も! 
ホント息切れが深刻だけど、努力は必ず報われると信じて、
主人公たちと一緒に戦っていきます。