とりとめもない(天河)

2012年に入ってから本編小説のみの掲載が続いていますが、
水面下では設定資料の追加公開やサントラの配信準備が進んでいます。
特に設定資料は、<トロイメライ>を象徴するSFガジェットのトラウムや、
他作に於いて怪獣もといモンスターに相当するクリッターを
細かく紹介および解説していくページなんかを特設したいな、と。
以前に宣言したものを実現できるよう鋭意制作中であります。


春には第1次以来となる大きな規模のロケ撮影が控えています。
ロケ撮影の模様なんかをお届けするのも面白いかと思うのですが、
はてさてどうなることか…。


【フェイク・オア・フェイド】のときもそうでしたが、
一度プロジェクトに入ると生活の中心と言うか軸が
トロイメライ>になりまして、
「あのシーンは何時までに書き上げよう」とか
「あの資料は何時までに作ろう」とか、
「夏のアレをいつびるばさんと詳しく打ち合わせよう」とか、
まあ、製作にまつわるアレコレが頭の中で大回転するわけです。
武道のトレーニングしてる最中も、
ついつい<トロイメライ>用の殺陣を作ってしまったり。
ドライブに出かけても「あ、ここはロケに来たい」と
無意識に考えてしまうんですよ。


トロイメライ>以外の作品も数本同時に走らせているので
いくら中心とは言え一本のみにどっぷり浸かり込むのも、
ものつくりに携わる人間としては、あまり宜しくない。
時間や費用を一本の作品だけに注ぎ込んでしまった為、
他作品にしわ寄せが生じると言った問題が起こりうるわけです。
客観性が損なわれるとかそう言うセンシティブな面以外でも
一極集中なやり方は危うい。


さすがに今はそんなバカなスケジュール立てはしなくなりましたが、
トロイメライ>の原作シナリオを書いてた頃は、
熱中するあまり、舞台劇の締め切りを破りそうになったりとか、
部活の大会に遅刻するとか、結構な大ポカをやらかしておりました。
試合中に<トロイメライ>のことを考えてしまって集中力を欠くなんて
とんでもない粗相もやっちまったけなぁ…(懐古)。


原作シナリオで作ったキャラのリボーンが決まったので、
なんだか昔のことを思い出してしまいました。
自画像アイコンに使っている金茂ってキャラも、
原作シナリオに登場していたんですよね。
今回は他に人外のコメディリリーフが登場する為に
金茂登場は見送られましたが(衣装デザインには一ブランドとして盛り込んでます)、
実際に本編に出ていたら、どんな活躍を見せたんだろうなぁ。


金茂はグッズ化(笑)したいと思って色々なデザイン案を出しているんですが、
スタッフの受けはすこぶる悪いです(特にムッちゃん)。

というわけで、次回は金茂についてあれこれ書いてみよう。