ライトノベル好きによるライトノベル考察

トロイメライのチーフデザイナーをやっております、
エビス丸と申します。
チーフのくせに、いまさらブログ初投稿です(苦笑)。

さて、スタッフ内では周知の事実でありますが、
私エビス丸は、ライトノベル(以下ラノベ)を読むのが大好きであります。
月平均で、だいたい3〜4冊くらいは読んでると思います。

それにしても、ここ何年かのラノベの発行部数はすごいですね。
詳しい推移は調べていないので良く分かりませんが、
自分が読み始めた時期(6年くらい前)に比べて、
明らかに書店での扱いが大きくなっているのを感じます。

私には同じくラノベ好きの友人がおり、
両者間でよく貸し借りなんかもしているのですが、
二人ともに、近年ラノベ市場が急速に拡大した要因は、
やはり『萌え要素』であるとの共通認識があります。
それ自体は否定すべきものではないし、
物語を彩る要素のひとつではあると思うのですが、
新刊の表紙を飾るのがほぼ確実に可愛い女の子キャラばかりで、
帯にも「○○な女の子と××!」とか、
「今回は△△な女の子が登場!」みたいな文句が踊っているのを見ると、
何か微妙な気分になるのです。
小説って話で人を引き込むのが本道であって、
しっかりストーリーや基礎設定が作りこまれているからこそ、
キャラクターが活きてくるのだと思っているので、
女の子が可愛いからOK、ってのはちょっと違うんじゃないか?と。

で、件の友人と「ラノベの本来の意義ってなんだろう?」
という話になるのですが、
最近は何が本来の意義…ってのは別に考えなくていいんだと思っています。
漫画と小説の中間のような立ち位置で、自由に独自の世界を作っていけば
いいんじゃないかと。

…まあ、これだけえらそうなことを書いておいて、
現状において自分がラノベを選ぶ選択基準が、
【メインヒロインが幼なじみであるかどうか】
になってしまっているのは、
笑えない部分なのでありますが。
ホント、バカですみません(苦笑)。

ただ、ラノベにおいて、読み手を小説の世界に導く糸口として、
やはりキャラクター造形は欠かせないと思います。
なんだかんだ言っても、ビジュアル面は大きな要素を占めますので。
トロイメライにも、魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
自分の手でどこまでこの世界を絵に出来るかわかりませんが、
チーフとして任されている以上は、
できる限りのことをしていきたいと思っております。

なんだかわけの分からないことを長々書いてしまいましたが、
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
ある程度定期的に投稿できたらいいな、
と考えていますので、
気が向きましたらまた読んでやってください。


P.S 
デザイン担当として、自分の文章には各回1枚ずつ、
キャラ紹介を兼ねた落描きを添付したいと思います。
今回は主人公のアルフレッドで。