開き直る問題児ほど始末に負えないものはない

デザイナーをしながらプランナーの仕事もお手伝いして貰っているムツさん。
せっかくだからブログの記事をよろしくとお願いしたところ、
「一緒のブログに書いて友達に噂されると恥ずかしいし」と断られてしまいました(意訳)。
許可も取らず勝手にムツさんのことをネタにして、後でシバかれないか心配な天河です。
今度、何か奢るからカンベンして!


それはともかく。
トロイメライ>で小説書いたり、別企画でゲームのシナリオ書いたり、
あっちこっち節操なく手を出してる天河ですが、もともと漫画家志望でした。
今は亡きコミックボンボンで連載を持つのが当時の夢で。


小学生の時分にウルトラマンのパロディ漫画を書いて以来、
物を書くことの面白さにどっぷりハマり、次いでRPGの作り方を教わってからは
シナリオやマップデザインなどを考える遊び(半ば妄想)に没頭し、
寸劇の脚本なんかも書くようになっていきました。
「真嗣の大冒険」なんて安直にも程があるタイトルのRPGとか、
ターミネーターと桃太郎が戦うと言う破綻しまくりな寸劇とか、
妄想ノートに向かうか、祖父のお下がりのワープロに向かうか、
年がら年中、何かを書いていました。


勉強する時間ももったいない! お定まりの授業を受けるくらいなら、
その時間を創作に費やしてやる、と。
授業中も先生に隠れて(中学生の頃は隠してもいなかったけど)
漫画・小説・シナリオ・各種設定を書きまくっていたのですよ。
中学生の時分には、生徒に配布される日記帳を原稿用紙代わりにしたりして。
お陰様で成績は下の下。誇張でなくクラス一の問題児だったと思います。
他にも色々問題起こしてばかりだったし。


毎度毎度、みっともない昔話をしている天河ですが、
その中でも自分なりに色々なことを学んだり掴んだりしていったわけで。
例えば、先に挙げた創作活動。
自分ひとりの趣味に終始するのでなく、周りの人間を巻き込んで
みんなでアイディアを出し合いながら楽しんでいました。
激極のオッサンもこの楽しみの虜になった一人。言い逃れは許さんぞ、オッサン。


勉強はてんでからっきしだったけど、僕は「みんなで物を作る」方法やその面白さを
思春期の頃に培っていったのです。
これって創作活動を展開する上では最重要な点だと思います。
チームワークの結成のみならず、自分以外の誰か=不特定多数の受け手を
どうすれば満足度させられるのか、それを受信するアンテナの張り方を
僕はそうやって覚えました。
色々なアイディアをフュージョンして一つにまとめる構成の仕方も身についたしね。


これを読んでいる人の中に学生さんがいるなら、僕は声を大にして言いたい。
無理に勉強なんかしなくてもいいんです。したいと思ったときにやればいい。
友達と遊ぶか、テスト勉強するかで迷ったときは迷わず遊ぶべき!
色々な価値観や考え方に触れたほうが人間を豊かにしてくれると僕は思うわけで。
様々な面で「自分ひとりで」よりも「みんなで」を大切にして欲しいな、と。
それに自分の表現したいもの(例えそれが創作活動でなくても)を
誰かと共有できるなんて、こんなに楽しいことはないじゃないですか。
遊べ! 遊んで立派になれ(スサノオ風)!


でも、僕のように進路で苦労しない程度には勉強もしたほうが良いよと
付け加えておきますです。
フルタイム(※授業中もフル活用!)の創作活動はPTAにケチつけられたって止めないけど!