月夜の晩

夜に部屋の外でタバコを吸っていると(わたくし激極はスタッフ内では数少ない喫煙者)、
中秋の名月が随分ときれいでした。本日は十六夜です。
という事で思い出したのが、かの文豪、夏目漱石の逸話。



漱石が大学で教鞭をとっていた時の頃のお話、

漱石「“I love you”をどう訳すか?」
学生「『私はあなたを愛しています』でしょうか」
漱石「そんな言葉は日本語には存在しない。こういう時には『月がきれいですね』
   とでも訳すのが良いだろう」

という事なのでした。



物書きの末席の末席に位置しているわたくし激極ではありますが、
こういうセンスが発揮できるような文章がいつか書けるように精進していきたいものです。

で、ここで良いオチに持っていけない辺りが才能の限界ってやつでしょうか(笑