秋の風物詩

と言うわけで十月です。いよいよ秋も深まって参りました。
フラフラあちこちドライブに出かけているので、秋の訪れを肌身で感じる天河です。
秋らしいイベントと言えば、なんでしょう? 落葉がり? 運動会?


運動会は愉快な想い出ばかりです。
例えば棒倒し。クラスメートが押し合いへし合いする中で何を考えたのか、
味方を踏み台にして相手の棒にローリングソバット! 
棒じゃなくて僕のほうが横倒しになりました(でも、競技には勝った覚えが)。
健脚に生まれついたお陰で運動会の花形、リレーのアンカーも仰せつかりました。
ゴール寸前で小石を踏み付けて、まさかのスピードダウン&後続の選手に差されると言う
あってはならない醜態をさらしたのも、今となっては良い想い出(嘘です未だに心残り)。
もちろん素足で全力疾走です。運動靴なんて飾りです。


放送委員会に所属していた関係で運動会のアナウンスも担当したのですが、
古舘伊知郎ばりの実況をやろうとして先生に怒鳴られたりして。
スピーカーの設営なんかもやったなぁ、放送委員。
設営の為に普段立ち入れない屋上や屋根の上に行けて、それだけでもわくわくしました。


しかし、よく二十年も昔のことを鮮明に覚えているモンだな、僕も。
色々な制約を受けずに無茶が出来た分、愉快で強烈な想い出がたくさんあります。
物書きの面白さに目覚めたのも小学生の時分だし。


放送委員会絡みのネタはまた後日!
高機能のミキサーなど小学校のものと思えない機材が揃っていたし、
何より全校向けにテレビが使えたので、クイズ番組や料理番組を企画・制作したりして
好き勝手遊んでいました。
よくよく考えると委員会を私物化していたに等しいな。しかも委員長そっちのけで。


市民運動会にもちょっと前までよく参加していたんだけど、今じゃお呼びもかからないなぁ。
二十年前に比べて技のバリエーションも増えてるし、今なら棒倒しにブランチャを使うくらいの
ことはやってのけますぜ。
つらつら書き連ねるうちに頭ん中身が二十年前とさして変わっていないことを思い知らされ、
なんだか無念無想の境地。